払いすぎ利息取り戻すには
消費者金融など貸し金業者から借金した人が、利息制限法の上限を超えて支払った利息分を取り戻す「過払い金支給」が急増している。借金が大きく減るので、返済に苦しむ人にとっては利点は大きい。返還までの
流れや注意点をQ&Aでまとめた。
Q:なぜ返還請求が増えているのか。
A:多重債務問題が深刻化しているのを背景に、最高裁がここ2年ほど前から相次いで、グレーゾーン金利を有効とする条件を厳しくした判決を出していることが大きい。このため、払いすぎた利息を取り戻せる可能性が高まったんだ。
Q:裁判を起さないと取り戻せないのか。
A:いや、業者の大半は話し合いにおうじている。裁判ではなく、交渉で解決できる事も多い。
Q:じゃぁ、自分でも出来るんだね。
A:不可能ではないけれど、法的知識と交渉力が必要になる。そこで弁護士や司法書士に債務整理を頼む人が多い。弁護士などは業者に債務者本人への連絡をやめるよう通知してくれるので、取立てが止まる効果もある。
Q:でも、お金がかかるよね。
A:費用に明確な基準はないが、債務整理の着手金は、借り先一社あたり2万円から数万円が相場だ。あとは減った借金の楽屋実際に取り戻した過払い金の1.2割程度を成功報酬として払うことが多い。信頼できる法律家の知り合いが居ない場合には、地元の弁護士会や、司法書士会に相談するといい。
Q:返還請求までに何をするのか。
A:まず、いつ、どの業者にいくら借り、いくら返したか、など取引経過を確定させる事が必要だ。その上で、利息制限法に基づいて支払額を計算しなおす。支払った利息のうち同法の上限を超える分を元本に振りあてる。その結果、過払い分がもとの元本より多かったら、その差額は過払い金として業者に返還を求める事が出来る。
借入額にもよるが、取引開始から5.6年程度たっていると、過払い金発生の可能性がある。また、完済後でも、10年間の時効に掛かっていない限り請求できる。
○○ ATM伝票やメモが証拠に
Q:取引経過はどうやって再現するのか。
A:弁護士や司法書士が借りて本人から聞き取りするが、実際には取引履歴が一部しか手元に残っていない人も多い。だから、業者に取引履歴の開示を求める。
だが、「記録を探すのに時間がかかる」「古いものは破棄した」と出し渋られる事も珍しくない。交渉を有利に進めるためには、現金自動出入機(ATM)の伝票などの証拠を探し出し、手帳やメモ帳などをもとに、古い記憶を呼び起すことが大切だ。
Q:過払い金の返還を求めると、業者はどう対応しているのか。
A:返還額の減額で、和解を申し出てくる事が多い。大手だと7から8割程度の返還を提示しているようだ。それに金利分を上乗せする場合もあるが、どこで折り合うかは交渉しだいだ。問題は取引をめぐって主張が食い違う場合だ。そのときは裁判を起すケースが多い。判決まで争うと借り手が勝つ例が大半だが、業者が訴訟直後に和解提案してくることも珍しくない。
Q:利息制限法で計算しなおしても、元本が残っている場合には、どうなるのか。
A:元本を同返済するかは、業者との話し合いで決まる。利息なしで元本を分割払いにする例が多いようだ。一方、多額の借金が残って払い切れないケースでは、自己破産などの法的手続きを取ることもある。
以上新聞紙面より引用
キャッシング教本
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0151a130.f21fcf58/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1672439/
現代クレジット社会を考える
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0151a130.f21fcf58/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/818596/
消費者金融金利計算の実務と「返せ計算くん」
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0151a130.f21fcf58/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1615754/
武富士の闇を暴く
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0151a130.f21fcf58/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1548681/
消費者金融誰もが驚く裏オモテ
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0151a130.f21fcf58/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1531377/
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