2006年08月29日

お金の悩み 彼女の場合 「内縁の妻」と言われても

お金の悩み 彼女の場合 「内縁の妻」と言われても彼女(50)の父は、30年前に倉庫業を立ち上げ、母と彼女弟(48)を養ってきた。母は7年前に他界。今度は父が、心不全で亡くなった。

「母さんに苦労掛けて好きなように生きてきたから満足じゃないかな」

49日の法要が終わった席で、弟が何となはなしに彼女に言った。

「そうね、でも、悪口を言うのはやめようね」

彼女はそういいながらも父の放蕩と母の心労をマジカに見てきたので、弟の言い分に心の中では同調していた。

父は18年前から、A子(55)と言う女性と親密な関係にあった。A子が勤めていたサウナに、父が通ううちに親しくなったらしい。

母が亡くなる数年前からは、A子のアパートが父の事実上の自宅となっていた。

父には祖父から引き継いだ不動産が有ったので、会社がそれほど業績を上げていなくても、日常の生活に困ることもなく、A個にはそれなりのお金を渡していた。母が亡くなった後に糖尿病を患い、脳血栓で倒れた時は、A子が父の療養看護にあたった。

父が亡くなったのを機に、A子が何か言ってくるのではないか。彼女の懸念は49日の数日後に的中した。

「私、お父さんのお世話をずっとしてきたでしょ・・・」

A子が訪ねてきて、彼女に言った。要は内縁の妻として、財産を分けて欲しいと言うことだった。父の相続財産は、現金は少なかったが、1億円相当の不動産があった。A子は父から話を聞いていたようだ。

「勝ってに内縁関係になったのは貴方じゃない。差し上げるものはないわ」
「お父さんも同意の内縁よ、内縁だって妻は妻よ」

当然のような顔をして主張してくるA子を、彼女は平手打ちしたい思いだった。


○ 遺産相続は認められない

内縁の一方の当事者が死んだ場合、してとの財産関係はどうなるのか。法律上の夫婦が離婚した際には、財産分与の制度がある。

離婚に当たるような内縁の解消にも、財産分与の考え方は適用されると考えれている。

しかし、法律上の夫婦が死別した際に認められる相続権は内縁の配偶者には認められていない。

そこで、内縁の夫婦が死別した際は、財産分与の制度を援用して婚姻に準じる関係を保護すべきだとの考え方もある。

A子はこの考えを主張しているようだが、これは、内縁の妻が夫の事業に共同経営ともいえる程度に寄与して共有財産が形成されていたなどの特別な事情が無い限り、認められないと考える。
死別の際に財産分与による遺産精算の道を開く事は、法が予定していないからである。彼女はA子の要求を拒否できよう。



以上新聞紙面より引用



離婚まで
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0151a130.f21fcf58/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1337063/

離婚を考える人のための法律知識
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0151a130.f21fcf58/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1715973/

慰謝料法廷
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posted by ブログメッセンジャー at 11:29| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚再婚結婚悩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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