2006年11月14日

煮干で学ぶ解剖学

煮干で学ぶ解剖学


中学校の理科の時間にやらされたカエルの解剖。途中でにげだしたり、死んでいるのに足だけぴくぴくしていたりと、なかなかトラウマな体験だった人も多かったはず。

そんな生物解剖がもっと楽しく、和やかに学べるようにと、東京の公立中学校で理科の講師をしている小林眞理子さん(52)が「煮干の解剖資料室」(http://www.geocities.jp/niboshi2005/) を作った。

文字通り、カタクチイワシなどの煮干を教材に用いて、生物の体の仕組みを学んでみようというサイトだ。

煮干を解剖の教材に使うということ自体はそう目新しいものではない。

だが、臓器の位置や形などの学習の手がかりになる資料がなかったため、自分で調べたり、専門家に尋ねたりして資料に纏めた。

煮干で解剖の授業をすると、「授業がどこか、ほっこりと和んでいいんですよ」と小林さんはいう。

和める解剖の授業と言うのも珍しい。

煮干はすでに死んでいるので、生き物を殺す必要がない。

それに干からびているので、切っても血が出ない。なんといっても家の台所にも良くあるので、身近だし、値段だって安い。

煮干はミイラみたいになってはいるが、体の構造の大部分はちゃんと残されている。心臓や胃、腸、肝臓などはもとより、メスなら卵巣、オスなら精巣がある。

脳だって大脳や中脳、小脳、それに延髄までも分解して取りだす事が可能だ。

小林さんによると、解剖に向いている煮干は、長さが10センチ以上ある大きなもので、出来るだけ太っているのを選ぶのがコツだという。

痩せていると内臓も細くてやりにくい。

解剖は手で行い、細かきところはつまよういでほじくるといいという。

煮干の解剖の一番いいところは、最後に「食物連鎖」が体験できる所。

つまり解剖が終わったら、そのまま食べられる。楽しく学んで、おいしく食べられるというのは、まさに「美味しいお勉強」といえる。


以上新聞紙面より引用

  
posted by ブログメッセンジャー at 15:36| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽しいお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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