2006年12月04日

ウェブが変える ネットの向こう ミクシィ実名登録安心の裏で

ウェブが変える ネットの向こう ミクシィ実名登録安心の裏で


『年賀状や暑中見舞いを毎日やり取りしている感覚です』。ミュージシャンのサンプラザ中野さん(46)は、旅先でもネットに接続し、その日の活動を自分のページに書き込む。約660万人の会員がいる「ミクシィ」というサービスを使う。

ミクシィはソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)一つ。人脈構築サイトとも呼ばれる。同じ趣味や出身校、居住地域などを書くに、そこから広がった仲間たちとも語り合う場をネットの中に作り出す。

ブログなど従来のネット日記と違い、読める人を限定できる。中野さんの場合は約300人。

「彼らが今日の僕を知ってくれる。それだけで豊かな気持ちになれます」

既存会員からメールを受け取り、それが入会チケットになる招待制が特徴。中野さんは2年前、出版社の知人から招待メールを貰った。

ミクシィ内で再開した先輩のホームページを手がかりに、疎遠となっていた旧友達が書く膨大な日記の山にたどり着いた。「あの人はこの街に居るのか、こんなことをしているのかと楽しくて」

東京都に住む女性会員(24)は、10代初めに毎日一緒に通学した親友がいた。引越ししてから数年、送った手紙は、あて先不明で戻ってきた。

ミクシィでは、別の会員が自分のページを読むと、「足あと」という記録が残る。昨年10月から足あとの中に、親友と同じ名字を見つけた。

足あとの主を調べると、出身地が同じ、まさかと思ってメッセージを送った。親友の弟だった。

その仲立ちで十数年ぶりに電話で声を交わした。「今、携帯電話に彼女の番号が有る、それが本当に嬉しい」

国立情報学研究所の大向一輝助手は、「井戸端会議のような場に、巨大な需要があることをミクシィが実証した」と話す。

現実社会が出発点となる招待制と、実名による書き込み、匿名中心だったネットの中に、居心地の良い空間を作りだしたのは、、この二つが醸し出す安心感が大きい。

「昔の友人、知人があばたを発見しやすくなる」とミクシィは実名登録を進めてきた。一方で、それがあだとなる「事件」が目立ち始めている。

「クイズ番組でカンニングした」「飲んだ後、運転して帰って来た」。

気軽に書いた身辺記事や雑談の中に、社会的な問題行動が発見され、別の会員が騒ぐ。

本人が登録した公開情報を閲覧すれば学校や勤務先も簡単にわかる。そちらにも矛先が向かう。学生の飲酒運転を指摘された大学は「指導が不十分だった」とおわびを公表した。

1900万人のの会員がいる韓国のサイワールドは、登録時に実名と全国民に有り当てられた住民番号を入力する。それでも偽造した番号を使って登録、政治家のページに悪口を書き込むなど、トラブルは続いた。

昨年末、日本に進出した。最ワールド、ジャパンのイドンヒョン最高経営責任者は、韓国では自己防衛の手段を取る会員が多いと説明する。「現実世界で直接知っている友人や家族だけが情報を見られるように設定する。今では会員の共通認識だ」

ミクシィは国内最大のSNSに成長、9月に株式上場した。その前後から、個人のプライバシーに関わる情報を書き込むなど、実名を隠して場を荒らす者が急増。

ミクシィを強制退会させる措置を採ったが、「無関係なのに退会させられた」と主張する会員もいて議論を呼んでいる。

ミクシィは、名前の公開範囲を細かく設定できるようにシステムを変更し、実名登録のリスクにも触れ始めた。

招待制は、「絶対的な安全の柱ではない」(小割一経営管理部長)と立場を微妙に変える。

利用者が増えるに連れて、ネットの向こうの「安心空間」が揺らぐ。


以上新聞紙面より引用



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posted by ブログメッセンジャー at 11:04| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 便利なお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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