2006年12月07日

広まる 「石油ピーク論」

広まる 「石油ピーク論」


日本は、消費する石油の99%以上を海外に頼っている。その石油は世界全体であとどのくらい残っているのか。

一般的に埋蔵量は1兆バレル程度といわれる。しかし、この数字も研究機関によって大きな開きがある。

資源開発の業界団体「石油工業連盟」が、加盟会社の情報や海外の資料を基に計算した所では、00年待つ時点で約9千億バレルだ。

連盟は5年に一度。埋蔵量を見直しておp李、最新の数字は来年夏に出る。

○ 変わる埋蔵量

そもそも、地下に眠る石油の量を確かめた人はだれもないし、消費量も省エネ技術の進展や、途上国の経済成長で年々変わる。

石油の寿命についても専門kなの意見が分かれるのは、当然だ。

最近注目されているのは「安くて豊富な石油の時代が終わりつつある」という「石油ピーク論」だ。寿命があと何年かにせよ、産油量は既に最盛期を過ぎつつあり、今後は緩やかに減少するとみている。

油田は掘り始めは勢い良く噴出すが、次第に自噴しなくなる。そうなるとガスや水などを注入して圧力を加え、地中から押し出さなければならなくなる。

世界の主要油田はすでにこうした状態に追い込まれており、次第に枯れつつあるというわけだ。

○ 寿命にも開き

今年の夏、産官学の有志研究者が「もったいない学会」という研究会を設立した。石油ピーク論の立場にたつこのグループが11月下旬、東京都内でシンポジウムを開いた。

「地球温暖化の問題異常に石油資源の有効性を考えるべきだ」「資源をとりだすエネルギー効率をもっと考えたほうがいい」と言った意見が出た。

一方こうした石油ピーク論居は、異論もある。石油鉱業連盟の庄司太郎・企画調査部長は、「最新の開発技術を考えると、産油量はまだまだ伸びる」と言う。

地中海に眠る石油のありかを探す採鉱技術が進歩し、より深く緯度を掘る掘削技術も向上している。

加えて、原油高によって従来は、採算が合わなかった油田も生産の対象に入ってきた。

いずれの立場に立つにせよ、エネルギーの効率的な生産と使用が大事だ。

もったいない学会メンバーで、電力中央研究所の天野治さんは、(EPR) エネルギー・プロフィットレシオと言う手法を重視する。

これは、投入エネルギーと、生み出されるエネルギーの大きさの比で、例えば自噴する油田のEPRは100以上だが、エネルギーを使って圧力をかけて採る油田では、1桁になるという。

こうした指標を、石油だけでなく、風力、太陽光、原子力などについても、計算して比べる作業を進めており、天野さんはこれからの効率的なエネルギー利用を考えるために、大きな手がかりになる」とEPRの重要性を訴えている。


以上新聞紙面より引用



  


posted by ブログメッセンジャー at 17:45| 広島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 困ったお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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